ニッポンの今後 その4(いったん完)

我々の世代(30代)。
ロストジェネレーションなどと勝手に名付けられ、なんか切ない世代、は被害者妄想か。
何もロストしてないよ、、って。

ま、ビミョーだよね。
大企業に入っても、給料も上がるかも分からず、そもそも会社も存続するかも分からないし。
大企業で、40代で会社が傾いたら、若い会社で職を持てる人、ほとんどいないんじゃない?
かといって、古い会社は、中途採用に厳しいしね。
いや、一部のエリート層はどうやったって食っていけるし、大企業だからこそ積んでいる経験は圧倒的なValueだけど、そうじゃない人は大変だぁ。

じゃ、ネットなどで起業?
でもネットっていっても、いわゆる創世記(でもないんだが)の強みはあるけど、「作る側」の視点が強くて、「使う側」の視点が弱い。
ま、技術Drivenなイノベーションは起こしやすいのかも知れないけど、それは一握り。

さぁ、どうする。ボケーっと流されますか。いやいや。それも面白そうですが。。。

このビミョーな世代の我々、だからこそいろいろ面白いし、チャンスもいっぱいあるんじゃない?って思う。

日本の歴史なんて、10年、20年でころころ変わる。
150年前はまだチョンマゲ、切り捨てご免な国でした。
100年前は富国強兵まっただ中。第一次世界大戦前夜って感じ。
50年前は戦後復旧の最中。
30年前はバブル前夜。
10年前は失われた10年が終わりつつ、修飾すらされない、引き続き失われた10年が始まりつつ。

まさに今も、過渡期でしょう。
中国をはじめ、周辺諸国がこれだけ激動しているのに、日本だけ変わらないなんてあり得ないし。

その過渡期、何かをできるのは我々の世代じゃないかな。
日本の良さを認識しつつ、新しい世代の背中を押しつつ。
団塊世代と、ゆとり世代。その両方のいいところを活かしてエネルギーに変えるのは、我々の世代に一番可能性がある。

ただ単に、経済的に成功するのじゃツマラナイ。
日本、日本人というカルチャー、ライフスタイル。いや、もうちょっと柔らかく、日本のイメージくらいかな。

そういうのを生み出すのは、我々でしょ。

いずれにしても、待っているだけでは何も変わらない。何も起きない。ツマラナイ。
僕らは、動き出したら、意外とできる人たちな気がする。
深く考えず、いろいろやってみようぜ。軽いノリで。なんとかなるって。

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