英語版作成!

先日ご案内しましたが、寄付先まとめサイトの英語版が完成しています。


kifusuru.com

紹介文

「どこに寄付すればいいのかわからない」。
信頼できる寄付先についての情報不足は、外国から日本を支援したいと願っている人たちにとって更に深刻な問題です。
海外の寄付が効果的に集まり、東北の人々に届く一助になりたいという思いのもと、保健医療分野で世界一を誇るジョンズホプキンス大学の日本人研究者・学生とチームを組み、英語の寄付金ポータルサイトも作成しました。
海外のご知人・ご友人への紹介用に、こちらのサイト(http://donate-japan.com/)もご利用ください。

====
ジョンズホプキンス大学の皆さんが、真剣に分析を重ねた結果で、非常にクオリティの高いコンテンツです。
Webなので、当然、この後も改修が続いていきます。
ぜひとも英語圏の皆さんに広めていただけると幸いです。

facebookのLikeではあっという間に、日本語版が置いていかれました^^

リーダーは、小学校の塾からの友人です。中高は同じ野球部、予備校、大学も一緒です。もう20年以上だね。
非常に信頼できる男ですが、昔から知りすぎているので、あんまり褒めないようにしておきます。
他のスタッフの方も、直接お会いしたことはないんですが、非常に優秀で行動力があり、なにより、いい人たちです。
ぜひ機会があればお会いしたいなぁ。
====

しかし、すばらしい仲間たちと、前向きな仕事(というかプロジェクト)をするのは楽しいですね。

こういったことが、自由にできる、自分の決裁で全てできるというので、起業して本当に良かったと思っています。
たぶん、会社員で、「何かしたい!けど仕事があって、、、」と悶々とする人も多いんじゃないでしょうか。

利益に直結しないことを、創業者/社長以外のポジションで、躊躇なく実施するのは厳しいでしょ。
今までいた会社で考えてもそう思う。

そしてもう1つ。Webの仕事やっていて良かったです。
英語版、日本語版のサイトがどれだけ役に立っているかは分かりませんが、マイナスでは絶対ない。
既にいくつかのプラスは出ている。それは報告貰っています。

すぐ動け、自由に情報発信できる。そしてそれを自ら構築できる。うん、良かった。

====
震災後、バタバタしていたけど、いっかい落ち着きます。
風化させるとかではなく。いろいろ真剣に考える時間が欲しい。

というわけで、沖縄にでも行こうかな。

割り算より足し算

こんにちわ。余震は落ち着いてきた気がしますが、原子力は長期戦の様相。。
乳児がいると心配が尽きません。

東日本大震災で、寄附金・義援金まとめサイトを作りました。
時間とともに、また我々が勉強するとともに伝えるべき内容が変わってきていますので、リニューアルも先日行いました。
(寄付金、義援金のお金の流れを掲載するとともに、情報再整理しました)
また、英語圏のためのサイトも完成。こちらは改めて紹介します。

今回、ひたすら、前へ前へ進んでいます。

正直、途中で「意味あるかな?」とか考えることもありますが、すぐに切り替えて、前へ進んでいます。

「効果的かどうかではなく、少しでも意味があればやるべき」
これが今回のプロジェクトのスタイル。

アウトプットが労力に見合うか、ではなく、アウトプットがあるかどうか。
すごくシンプルで、だからこそ迅速にサイトを作ることができました。

= = = = = = = = = = = =

ビジネスでは、特にマネジメントレイヤーになるほど、判断材料に効率、効果を重視します。
効率、効果は、引き算と割り算です。
例: 費用対効果 = (成果 – コスト) ÷ コスト

今回、行動を考えるのに、引き算、割り算は使ってません。パラメータは成果だけ。
成果というパラメータが0より大きいかどうか。シンプルですね。

コストを実際に考えると、管理会計では100万円くらい計上できるんじゃないかな。
実際にキャッシュアウトしたのは2,000円くらい(ドメイン代だけ)なんですがね。後は私や仲間の作業時間。
「通常に売上が立つプロジェクトでコスト計算をするとたら」の人件費であり、今回のプロジェクトで言えば数字遊びでしかないんですけどね。

思うに、効率とか利益に重きを置くと、著しく生産スピードが落ちます。
そして効率も悪くなるパラドックス。
そして、分析というフェーズは、「成果」は何も産んでいません。

ちゃんと分析して、間違いなく効率的で利益が出るビジネスなんてそんなにない。
既得権益か今までの資産を使わないと不可能。
つまり、新しいことにチャレンジするベンチャーでは、そんなことはありえない。
分析するほど、やらない方がいい、というネガティブな結論に陥りがち。

もちろん、分析というのは重要であり、やみくもに色々やったら、すぐ会社なんて潰れてしまう。
会計はものすごく素晴らしいツールです。
でも、状況によってはそれは動きを止める、すなわちマイナスに働く側面も間違いなくあります。

万能のツールなんてない。諸刃の剣。それを強く意識する。
意思決定は思い切りで行い、あえて、盲目的に進む、これをboocooは強く意識しよう。