オフサイトでどれだけ仕事ができるのか

最近、ノマドワーカーって言葉が流行っている。
テレワークとかもそう。

特にエンジニアのような仕事はオンサイトでなくてもできるんじゃないかって、みんな思っているのもだろう。

というわけで、4月に試してみました。
9日間沖縄に行って、光回線が通っているマンションで実際に働いてみた。

結論からいうと、「条件付きなら何とかなる」。
まず、その9日間では、僕は2つプロジェクトを見ていたんだけど、そんなに業務に支障は出なかった。
Skypeで会議をし、メールを随時確認して、必要ならTELももちろん。

たぶん、ある程度コミュニケーションコストが掛からないチーム構成(クライアント、業務委託先含め)であれば、2週間~1ヶ月程度は、ずっとオフサイトでも何とかなる。
ただしプロジェクト自体がある程度、軌道にのってないと厳しい。

もしくは、意思疎通が容易で信頼できるメンバーが、クライアントサイト、プロジェクトの開発サイトにいるか。
ブリッジSEみたいな。

そうじゃないと、厳しい、というのが実感。

やっぱり顔を合わせて温度を感じないと意思疎通しきれないものがあるし、効率が悪い。
日本人は特に、行間読んだりが必要なので。

後は、やっぱりリスクの嗅覚は、オンラインでのコミュニケーションだけだと感じにくい。
これ重要。

ただ、逆に言うと、これらの条件が満たせば何とかなる。

例えばウチのメンバーがずっと沖縄や東南アジアにいて、クライアントは東京で、僕だけ2週間に1度、行き来するとか。
これはかなりイメージが沸くし、たぶん大丈夫。

中途半端に近いよりも、片道2,3時間とか半日とかかかる方が、みんな甘えないでいいかも。

ま、本当は超縦割りでいわれたことしかやらない、って決めちゃえば簡単にできるんだけど、それじゃ気持ちよく働けないんだよね。