語弊があるタイトルだけど、まいっか。
なんだかんだ、ネットをやる時間が多い。仕事の調べ物はいいとして、それ以外のブラウジングが。
代わりに、リアルで誰かと会う時間とか、散歩するとか、バイク乗るとか、料理するとか、そういう時間が減っている。
これって、良くないと思う。人それぞれですが、僕の主観では、完全NG。
ネット業界って、可処分所得をネットに落とさせようと必死。
まぁ、それはいいと思う。本屋で本買うよりAmazon、CD買うよりiTunes。雑誌買うよりWEBの有料コンテンツ。個人的に、そうやって、既存のガチガチのビジネスが創造的破壊を起こすのは大好き。
でも一緒に、可処分時間も奪いに行っている。これがどうなんだろうか。
いや、Webならではの面白いコンテンツもたくさんありますよ。僕の読んでるブログも、ネットがなかったらまず触れない、出会わない価値観だったり。
でも、一歩引いてみて。
生物学的に、というか直感的に、リアルでいろいろ楽しめる時間をネットで使うって、自然なことだろうか。
韓国で、オンゲー廃人が増えているとか。これが自然なことだろうか。
ただでさえ、日本は、クソのような社会的価値観、労働観で、可処分時間は少ない。
そんななか、ネットが更にそれを奪いにいくべきなのだろうか。
ネットは、そのパワーは、既存のビジネスモデルを破壊できることにある。
メディアとしてのネットなんて、一側面にすぎない。
ネット業界のみなさん、ネットで完結し、ユーザーの時間と金を奪い合うのではなく、より豊かな生活を送るために、ネットのパワーを使いませんか?