A学生からX学生へ

ライフロング・キンダーガーテン(第1章 創造的な学び)より。

清華大学でもほとんどの学生は、小学生から高校生までの間、優秀な成績を収めていましたし、多くはそのまま精華大学でもAを取り続けていました。陳はそうした学生を「A学生」と呼んでいました。

(中略)

陳は、中国は新たな種類の学生が必要だと力説し、そうした学生を「X学生」と呼びました。彼によれば、X学生とはリスクを負いながら新しいことに挑戦する者たちです。単に教科書に書かれた問題を解決するのではなく、自分自身の問題を定義することを熱望します。最も革新的なアイデアと創造的な新しい方向性を生み出すのはX学生たちなのです。

(中略)

ほとんどの国のほとんどの学校では、学生が自身のアイデア、目標、および戦略を生み出す(X学生になる)ことを助けるよりも、指示とルールに従うように教育する(A学生になる)ことを優先しています。

 

思えば、中高は、クリエイティブななんかをするっていう学校ではないけど、指示とルールに従うように教育する学校ではなかった。むしろ指示もルールもほぼない学校だった。

大学もA学生になることを目指しているやつもいたけど、幸い、僕の周りは、自分なりの価値基準を持っている人が多かったと思う。

ただ、いずれも、「リスクを負いながら新しいことに挑戦する」って感じでもなかったなー。

 

また読み進めたら、いくつか抜粋していきたい。

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