戦略

どういう会社にする、というビジョン、理念はある。
ていうか、それしかない。

でもそれだけでは食べて行けない。

なので、戦略を立てねば。
何に時間と金をかけるか、ですね。

大事なのは、2つ。
1. 理念に合致しているか
2. 10年後と合致しているか

1. 理念に合致しているか
理念との合致は当たり前。理念は会社の存在意義、最上位のもの。
社員の幸せのために会社をやってるのだから、目先の利益のために、社員を犠牲にするとかはあり得ない。
似たような理念を掲げながら、休みも取れないダメ会社もあるけど、boocooは違う。

甘いって?

どっちが?
甘いって言う人は、それを達成できない自分に甘いだけでしょ。
口先だけの理念なんか興味ない。
※社長や経営層が理念に忠実でも現場が違う場合も、ダメだよね。

2. 10年後と合致しているか

目先の儲かりそうなもの、ここに流されないようにする。
だってしばらくは食っていけるから。
あと7、8年はプレーヤーで充分食える。

なので、10年後がどうなっているか予測を立てねば。

もちろん、直近で楽に儲かるのはうれしいが、それを探す時間を、10年後のビジネスモデルに費やす方が、boocooにとって正しい。

流行りを追う経営は、自爆する。

というわけで、10年後にどんな社会になっているか、そこに対して価値感がマッチしたビジネスをどう構築するか考える日々です。

ネットが、ネット業界が日本をダメにする

語弊があるタイトルだけど、まいっか。

なんだかんだ、ネットをやる時間が多い。仕事の調べ物はいいとして、それ以外のブラウジングが。

代わりに、リアルで誰かと会う時間とか、散歩するとか、バイク乗るとか、料理するとか、そういう時間が減っている。

これって、良くないと思う。人それぞれですが、僕の主観では、完全NG。

 

ネット業界って、可処分所得をネットに落とさせようと必死。

まぁ、それはいいと思う。本屋で本買うよりAmazon、CD買うよりiTunes。雑誌買うよりWEBの有料コンテンツ。個人的に、そうやって、既存のガチガチのビジネスが創造的破壊を起こすのは大好き。

でも一緒に、可処分時間も奪いに行っている。これがどうなんだろうか。

 

いや、Webならではの面白いコンテンツもたくさんありますよ。僕の読んでるブログも、ネットがなかったらまず触れない、出会わない価値観だったり。

 

でも、一歩引いてみて。

 

生物学的に、というか直感的に、リアルでいろいろ楽しめる時間をネットで使うって、自然なことだろうか。

韓国で、オンゲー廃人が増えているとか。これが自然なことだろうか。

 

ただでさえ、日本は、クソのような社会的価値観、労働観で、可処分時間は少ない。

そんななか、ネットが更にそれを奪いにいくべきなのだろうか。

 

ネットは、そのパワーは、既存のビジネスモデルを破壊できることにある。

メディアとしてのネットなんて、一側面にすぎない。

ネット業界のみなさん、ネットで完結し、ユーザーの時間と金を奪い合うのではなく、より豊かな生活を送るために、ネットのパワーを使いませんか?

振り返って

boocoo設立から、はや10ヶ月。

それなりに熱い思いがあって始めた。
じゃあ、何かできているか。
答えはNo。

食っていけてる。利益もそれなりに出そう。
でも、それを目的に設立したんじゃない。
そんなのは、頑張れば達成できるのは分かっていた。

俺の30代もあと7年、その1年で何をアウトプットしたか。

会社として、アウトプット力が決定的に弱い。まずそれを痛いほど自覚しなくては。

もやもやなとき。

最近、もやっとしている時間が長い。
スッキリしない。

細かいタスクがもろもろ多くて、頭の中が勝手にマルチタスク。

こんなときは、趣味でやってる裏プロジェクトもヤル気が出ない。
でもこれが進まないこと自体もストレス。

でもあんまり、アクセルは踏まないようにしよう。
自力で、パワーで解決できるが、根本解決しないとね。