こんにちわ。ネット選挙の続きです。
※選挙期間中のネット利用のことです。
ネット選挙の最大のインパクトは、組織票、団体票の弱体化ではないでしょうか。
選挙では、リアルでの繋がりがある人の意見、所属する組織の意見が強かった。
自分がどこに投票するか、ではなく、周囲はどこに投票してるか。
頑張って情報調べて死に票を投じるより、周りに合わせた方が楽だから。
また、リアルで近くにいる人たちと、利害が一致してることも多かったしね。
でも、この前提は崩れつつある。
だって、組織上層部にとってメリットがある政策が、既得権益の維持、あと5〜10年を逃げ切るためのものだったら、上層部以外の特に若い人にとっては、イノベーションを妨げるデメリットでしょ?
・候補者の情報がネットで簡単に調べられる
・ネットで色んな人の意見が活発化する
・実際にネットで好評な無名候補が受かり、投票が無駄じゃないと実感する
・組織にいながら、組織票を投じないのに罪悪感がなくなる。
こうなったら面白い。
若い世代の投票率が80%とかになったら、まるで結果が変わる。
投票で結果が変えられる実感を持つこと。
何となく組織に従っていたのを、自分の意見で投票するようになること。
これで、大きく社会が変わるし、それがネット選挙の意義かと。
じゃあ、ネット選挙が解禁されてすぐそうなる?
いや、すぐは難しいかな。
きっかけが必要。
誰か特定の候補をやたらとネットで煽ってみるとか面白い。
2chとか、twitterとか、はてな村とか、情報伝播が早いとこで、ゲーム感覚で盛り上がらないかな?
杉村太蔵とか。