箱根に行ったら仕事が進んだよ

精神的に余裕がないとできない仕事がある。集中力がないとまるで進まないし、ロジックがまとまらない仕事。
企画書作成なども状況によってはそうだし、今やっているのは、boocooの来期戦略の立案。

こういう仕事は、オフィスでも自宅でも、なかなかはかどらない。

というわけで、ふらっと、箱根に行ってみた。今は帰りのロマンスカー。

昨日、月末までの予定だったプロジェクトが諸事情により完了し、時間ができたのも大きかった。

しかしこれ、予想以上にいい。行きのロマンスカーから、すごく仕事が進んだ。
当然、温泉にも入り、ビールを飲んで昼寝もした。
温泉でいろいろ考察するのもオツなもので、サウナで汗と一緒に、頭がすっきりした。
というわけで、精神的にも肉体的にも疲労回復しつつ、集中して仕事もできたので、とてもよかったです。

何回かしたら慢性化しちゃうかな?

待ち時間に徒然なるままに

2年間、会社をやって、色々分かった。

・覚悟がないと、現状に流される。
・人ってやっぱり弱い。
・疲れていると良いことない。
・他人のお金儲けを助けても、自社にはストックされない。

そして何かを変えて前に動くには。
・不安はあって当たり前。弱さを受け入れる。
・自分が動かないと何も変わらない。動けば変わる。
・相対的な軸、比較論に行ってはだめ。他人の眼とかどうでもいい。
・冷静な分析はいらない。熱い覚悟が必要。
・気を使うより、自分のパフォーマンスを最大化するようにする。

改めて思う。
わが社の最大の強みは、僕自身のリソースを、自由に使えること。
金稼ぎに使ってもいいし、新規サービスに使ってもいい。コンサル的に分析してもいい。

他人に相談しても、セミナー行っても、名刺交換しても、自己啓発本を読んでも、それらはあくまで触媒でしかないわけで。
結局は今まで積み重ねてきたことが自信となり、勇気を与えてくれるわけで。
そして、動けたという自信と、動けなかったという後悔とが日々訪れる。

すべては行動。そして行動すれば会社が変わるのは、会社を経営しているものの特権であり楽しさ。
2年後のboocooが楽しみです。

ご無沙汰

すっかりご無沙汰しちゃってますね。反省反省。

書きかけの記事があったんですが、考えれば考えるほど深い話になっていって、それで筆不精に。
というか、Blogという形でなく、他の形でとなってしまいました。
ま、そのうち書きます。

とりあえず、色々変わって、書きたいことは腐るほどあるんですが、まずは見た目上は変わらずに元気にいろいろやってます。

10月末で第2期が無事終わります。
それまでに社内的にまとめて、ぼちぼち色々書いていきますわ。

というわけで、引き続きよろしくお願いします。

東北ボランティア&視察 part3(考察編)

東北でボランティア&視察をした考察です。ここまでの記事も合わせてご覧ください。

自分の目で見て良かった

実際に現地に足を運んで、自分の目で見ることを強くお勧めします。生で見ないと分からないです。
僕自身、尻込みしていた部分もありました。見てショックを受けるのが怖いのもありました。見に行くことが被災者の方々へ失礼になるのでは、なども想いもありました。
でも、実際に行ってみて、「見ないと伝わらない」ことの大きさを感じました。報道だけみてこっち(東京)で色々考えても分からない。
今後、復旧まで長い時間が掛かると思いますが、見ることで、震災が風化しなくなる人は多いのではないでしょうか。
東京では震災関連ではフクシマ関連の報道ばかりですが、震災はまだまだ当然、復旧途中です。分かっていたことですが、より強く感じました。

僕は会社を経営している(というほど大きくもないですが)身ですが、これだけの外部要因はビジネスしている中でそうそう起こらない、起きてもらっても困る、そういう規模のものです。
それを肌で感じるのは、経営者としてとても大切なのではないかと、漠然と思っています。

ボランティアと復旧作業について

2日間だけボランティアをさせていただきました。個人で、ボランティアで、数日でできることの小ささも、その小さな積み重ねが大きなパワーになることも感じました。
ボランティア作業の効率だけを考えればもっと良い方法はありそうです。でも復旧全体の最適を考えれば、これでよい。
我々のような数日のみの参加、個人の集まりのボランティア作業を効率的にすることにパワーを使うのは、あまり得策ではない。重機の使い方や全体のプランニングにパワーを使うべきですね。

敢えていえば、ボランティア現場のリーダーに誰かを育てて権限委譲して進めると、よりボランティアも安心して働け、レバレッジも効いてよいかな、とも思いました。まぁ、とても難しいことなんですが。

復旧作業は、あまりの被害の大きさに、どうすればいいのか、数日の視察ではとても分かりません。
疑問に思ったのは、ガレキ最終処分。最終処分の方針、方向性は行政から示されているのでしょうかね?
状況は刻々と変わり、例えばガレキを分別すべきか、などは朝令暮改になったりケースバイケースも考えられます。で、それはそれで良いことだと思います。
やらないと分からない。やりながら、臨機応変に都度対応する。前に進む力と柔軟性が大事。

方向性を示し、それに向かって進める強いリーダーがいる、これが一般的にプロジェクトがガンガン前に進む条件です。
ぜひそうなることを願っています。
市や町が、そういうリーダーにお金を払って契約として来てもらう、それが一番早い気がしますけど、いろいろ難しいんですかね。

経済活動

僕は、復旧・復興には、様々な形でお金が被災地やその周辺で動くようにすることが大事だと思います。
もちろん、ボランティアは素晴らしいことですが、経済活動はとても大事です。

boocooも、何かできないか、真剣に考えてみます。

他にも色々思うところはあるんですが、追って書きます。とりあえずはここまでで。

■東北ボランティア&視察(他のページもご覧ください。)

東北ボランティア&視察 part2(視察編)

7/23~26の東北ボランティア&視察について、続編です。
東北ボランティア&視察 part1もご覧ください。

海岸沿いを走って

視察と言うほど大げさではなく、車で被災地を回っただけですが、大船渡から石巻まで、海岸に近い国道45号線に沿って南下していきました。
ボランティアをした陸前高田に加え、大船渡、気仙沼、本吉、南三陸町、石巻を見てきました。

被災地はどこも、いまだ凄まじい状況でした。傷跡というか、傷のまま、に見えました。
どうやって復旧していくのだろう、どこから手をつければいいのだろう、集めたガレキはどうすればいいのだろう。そういう疑問が常に頭を渦巻きます。
「うわぁ」という言葉が自然に出てしまうような感じ。これは、写真では分からない。実際の目で見ないと伝わらないですね。

復旧状況は、場所によってまちまちのように思えました。陸前高田はガレキの撤去(収集)がすごく進んでいるように見えたし、南三陸町や気仙沼は、まだまだガレキの山、という印象です。
東北へは被災後、初めて行ったので、どれくらい復旧したのかは分かりませんが、いずれにしても、今後、莫大な時間が掛かることは間違いないでしょう。

写真をいくつか。

陸前高田

陸前高田は広域にわたり、街全体が津波被害にあったようですが、ガレキは撤去が進み、集めたガレキの山が他の都市よりすごく多かったように思えます。

気仙沼とその周辺

焦げた跡が見られました。海面が道路に非常に近く、満水時は冠水するのではないでしょうか。

本吉

名前を聞いたことがなかったのですが、線路の上に、家がのっかっているのが目に入りました。線路もズタズタです。

南三陸町

一面、ガレキの海、、という感じです。

大船渡と石巻は、写真を取らなかったので割愛します。

■東北ボランティア&視察(他のページもご覧ください。)